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- 利他の人柄地域を先導
- 団塊世代の会・大垣 会長 森 吉廣さん
私が理事長を務める「NPOなんでもサポートセンター岐阜」は06年に大垣市で「団塊世代塾」を開いた。養老町の森吉廣さん(55)も参加した一人。
- 森さんの承諾を得て、「地域デビュー」体験を紹介する。
その前年に勤めていた会社の早期退職者募集に自ら応じ、52歳で第二の人生を選択した。迷い、悩みながらも、これからは地域社会に貢献する仕事で自己実現を目指そうと心に描いた。
- 「何かが得られるのではないか」との思いで団塊世代塾に参加したそうだ。

- そこで、森さんは可児市の「団塊世代の会」の人たちと知り合い、06年12月には「団塊世代の会・大垣」を立ち上げた。
- 会員同士の情報交換を自分の事業に役立ててもらい、会としてもNPOのような非営利の社会貢献活動を展開していくのが主な目的だ。
- 現在の会員は19人。ビデオ編集の達人や利き酒師、税理士など多士済々である。

- 昨年9月の大垣市歴史探訪交流会は、可児市や多治見市の仲間たちも多数参加して開かれた。市総合福祉会館内の芭蕉記念館や句碑を訪ねて松尾芭蕉をしのび、子育て交流プラザやリサイクルプラザを見学して市民活動を学んだ。

- 最近では市民活動の勉強会を始める一方、団塊世代の経験や技能を生かすための拠点「セカンドライフステーション」によるまちづくりを行政に提案したり、収入が見込めるNPO事業を企画したりしている。

- 面倒見の良い森さんは、会の活動に懸命に取り組む傍ら、家庭でも忙しい。彼は父親の介護を日課にしているが、「親孝行ができる幸せを味わっている」と事も無げに言う。
- 私が森さんのことを紹介したいと思った理由は、何よりもその利他の人柄にある。


- 実直な人柄で地域貢献
- かがやき世代の会・多治見 会長 伊藤敏樹さん

- ホームページ : http://www.kagayakisedainokai.com/
- 地域デビューの好例として、今回は多治見市在住の伊藤敏樹さん(64)のことを紹介したい。
- 伊藤さんが最も力を入れているのが、会長を務める「かがやき世代の会・多治見」の活動だ。一昨年3月に結成し、会員は20人。

- 「日本一きれいなまちづくり活動」を他の2団体とともに主催した。
- JR多治見駅周辺で年間2回行なった活動には、市民、中・高校生、諸団体から計276人がボランティアで集まった。伊藤さんらがチラシを配るなとして働きかけた成果だ。

- 04年11月に37年間勤めた会計事務所を定年退職した彼には、「今日まで自分を育ててくれた地域社会に何か恩返しをしたい」という気持ちがあった。セカンドライフを健康に過ごし、仕事と社会貢献活動をバランスよくこなして生きていきたいと考えている。
- まずは健康、とばかりに毎朝、近くの虎渓山庭園の辺りを1時間くらいかけて散歩するのが日課。仕事でも、企業会計や教材販売を手がける会社を設立し、会計事務所時代の技能や経験を生かして忙しい。
「かがやき世代の会」では、大垣市と可児市にある姉妹グループの「団塊世代の会」とも交流し、会員同士で人生を語り、地域社会を論じながら、大いに刺激を受けているようだ。
- 県と県生涯学習センター主催の「地域デビュー講座」やまちづくりイベントにも積極的に参画している。

- 「セカンドステージの舞台で、仲間とともに人生をどう演じるか。
- 目標を高く掲げて充実した毎日を送っている」と語る伊藤さん。
- ボランティア活動では交通費すら受け取らない。何事にも実直で情熱家である。
- こんな人だからこそ、周りに多くの人が集まってくるのだろう。


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