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N.12 仲間と一緒にNPO活動をしたい!
- 豊かな社会とは、全ての人々がその先天的、後天的資質と能力とを充分に生かし、それぞれの持っている夢とaspiration(熱望・抱負)が最大限に実現できるような仕事にたずさわり、その私的、社会的貢献に相応しい所得を得て、幸福で安定的な家庭を営み、できるだけ多様な社会的接触を持ち、文化的水準の高い一生を送ることができるような社会である。
-宇沢弘文の社会観である。
世界各国がこのような社会を目指した20世紀は、資本主義と社会主義の制度を選択したが、戦争を繰り返し、社会主義がソ連と東欧においてスタ-リンの専制的、暴力的な遂行で、計り知れない市民の犠牲を伴って崩壊し、パックス・アメリカ-ナといわれた米国資本主義も、市場万能主義を伴って所得配分の不平等が社会構造化し、それに巻き込まれた日本が今日直面している我々市民の生活環境であると私は思っている。
主義制度を超越しなければ真の幸福な社会は生まれないと歴史は語っているのでないか。
- 「友愛社会」のイメ-ジは「絆を大事にする社会」であり、NPOが生き生きと活動できる社会であると、民主鳩山代表の構想を8月12日に朝日新聞が報じていた。
豊かな社会の構成要素は、
- ① 自然環境(大気、森林、河川、水等)
- ② 社会インフラ(道路、交通機関、上下水道、電力・ガス等)
- ③ 制度基盤(教育、医療、司法、金融等)が根幹であり、
- これらが適切に管理・運営され、サ-ビスの分配が持続的に行われることが、人心の豊かさに繋がると思っている。

美しい山河を甦らせ、
- 高齢者に優しい交通インフラをつくり、
- 安価な光熱水道負担システムを考案し、
- 子供に人間形成の教育を行い、
- 誰もが十分な医療が受けられ、
- 適正な貢献所得分配が行われることは一例であるが、持続可能な循環社会への社会共有資本の効果的な使い方ではないかと私は考えている。

- これは中央集権や経済万能主義からは生まれない。
近年の地方分権と市民主体のまちづくりが、財政逼迫で国や行政が提唱していることが、我々NPO活動の追い風である。
- 既に我々の仲間であるNPOがデマントバスを提案したり、「団塊世代の会」3団体がまちづくりを実践している。
- 私の残された人生の生きがいは、我々の生活環境の改善に貢献できることと思っている。
- 仲間の皆さん、想いは同じであると思います。
- 一緒になって豊かな社会づくりをしていただけませんか。

参考1.
宇沢 弘文(うざわひろふみ) 氏(1928― )
理論経済学者。鳥取県米子(よなご)市生まれ。
- 1951年(昭和26)東京大学理学部数学科を卒業ののち、経済学に転じる。
- 一般均衡理論を中心とするミクロ経済学、経済成長理論を中心とするマクロ経済学の研究で国際的に知られる。1960年代にはアメリカのスタンフォード大学、シカゴ大学で教鞭(きょうべん)をとった。
- 68年から89年(平成1)の定年退官まで東京大学経済学部教授、その後新潟大学教授、中央大学教授を歴任。この間76年(昭和51)には理論経済学の国際的学会であるエコノメトリック・ソサエティーの会長を務めた。学問的関心は狭義の経済理論だけでなく、「社会的共通資本」という概念を基に環境問題などにも及ぶ。
- 74年に刊行された『自動車の社会的費用』は大きな衝撃を与えた。
- 著書のタイトル『「豊かな社会」の貧しさ』が象徴するように、多様な社会問題に対して積極的な発言を行う行動的学者でもある。83年文化功労者となる。
- 97年文化勲章受章
参考2.
パクス・アメリカーナとは
- (ラテン語:Pax Americana )
- 超大国アメリカ合衆国の覇権が形成する「平和」である。
- ローマ帝国の全盛期を指す「パクス・ロマーナ(ローマの平和)」に由来 する。
- 「Pax」は、ラテン語で「平和」を意味する。

参考3.「ヨシフ・スターリン」・・・
- 彼の本名はヨシフ・ジュガシビリと言い、
- スターリンという名は、党の機関誌「プラウダ」の編集長をしていた時に考えたペンネームである。
- スターリンとは、鋼鉄の人という意味があり、考案者はレーニンだと言われる。
- かつて、共産主義の神と崇められ、赤い皇帝と人々に呼ばれたスターリンの像は引き倒された。
- 党内での昇進を経て、ソ連の国家元首となってからは、レーニニズム(Leninism)の原理を基礎とした政治を樹立し、一国社会主義(en:Socialism in one country)を興し始めた。
- 批評家は、スターリンの統治が独裁者特有のものであり、その政治形態をスターリニズムと呼ぶ。
- 一方で、これらの非難は曲解や誇張であると否定する者もおり、現在でも未だに論争が続いている人物の1人である。

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