認知症の人のためのケアマネージメント・センター方式

●家族館

11.認知症の人のためのケアマネージメント・センター方式

認知症の人のためのケアマネージメント・センター方式

会報88号 (平成20年10月1日発行)

 認知症の人のためのケアマネージメント・センター方式

森山 晏子

  • 高齢社会になり、その中でも認知症の問題は、沢山の方が関心を持たれるようになりました。泉区の中でも、認知症サポーター講座が、あちこちで開かれ、地域で支えていきましょう、という呼びかけをしています。

  • 認知症の方の対応はとても難しく、家族は大変だと聞きますが、よく理解して、的確に対応をしていく事によっては、家族と共に生活する事もできると言われています。
  • 認知症の人のためのケアマネージメント・センター方式センター方式とは、認知症ケアに効果があると施設入居者向けに始まった手法ですが、在宅の要介護者を抱える家族にとっても有効であると、最近は積極的に使われ出しています。
  • この手法は、認知症介護研究・研修東京センターが2004年に開発し、普及させてきたものですが、認知症を患う本人の1日の生活行動をはじめ、習慣、好み、支援している方、家族関係、生い立ちなどの情報をケアマネジャー等が調べて複数のシートに記入し、それを介護関係者が共有する事によって、サービスの見直しに役立てるのです。

  • 北欧では、本人の生活歴が認知症の介護の共通認識になっているとの事、どの様な事に強い思いを抱き、どんな暮らしをしたいかを理解する事が認知症ケアの中心になっていると言われます。

  • 在宅で認知症の方を介護するのに、身近に本人を良く知っている家族の手によってこのセンター方式のカードが作られ、介護を支援してくださる(ショートステイ、デイサービス等の)方に、対応の仕方の指針にして頂けたら、とてもご本人も幸せだと思います。

  • 絵入り、図入り、コメント入りで、一目で見て分り易くかかれたシートでしたら、忙しく対応しなければならない介護事業者の方には、沢山のお話を聞くよりも、温かい家族の気持ちまで汲み取って頂けるように思います。胸の底のどこかに潜んでいる人間としての誇り、尊厳、より高いものを求める心を大切に対応してさし上げることによって、少しでも改善できるようにと願ってやみません。

認知症の人のためのケアマネージメント・センター方式

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