廃用症候群

2.リハビリ体験記

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③.廃用症候群

廃用症候群

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1. 廃用症候群

  • (はいようしょうこうぐん:英 disuse syndrome)とは、安静状態が長期に続く事によって起こる心身のさまざまな低下等を指す。

2. 廃用症候群は、さまざまな要因によって起こる。03.jpg

  • 普段健康な人でも体を動かさなくなると、筋肉や関節・心肺など、全身の機能がどんどん低下する。心身の機能を十分に使わずにいるために、筋骨格系、循環器系などの身体的な機能や精神的な機能が全般的に低下する二次的機能障害である。
  • 廃用症候群は、長期の安静状態の持続よって起こる筋力低下、拘縮、体力低下起立性低血圧、痴呆。沈下性肺炎などの症状があり、ベッド上の副作用といえる。

3.廃用症候群の進行と回復期間

  • 筋力の衰えは意外と早く進行し、全く使わないでいると、1日に3~5%ずつ、1週間で20%も低下すると言われている。
  • この結果、ますます体を動かさなくなり、寝たきりになってしまうなどの悪循環も引き起こす。
  • 1日間の安静によって生じた機能低下を回復させるのに1週間かかり、1週間の安静では回復に1カ月かかる、と言われている。

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  • 現在、寝たきりの方の3分の1は、この廃用症候群が原因によるものだとされている。
  • 寝たきりによって起こる事から「寝たきり症候群」とも言われる。

4.廃用症候群の症状

  • 廃用症候群は年齢にかかわらず発生するが、その進行は高齢者ほど速い。さらに血管中の水分が減少して、心臓から送り出される血液の量もダウンしてしまう。 胃腸などの内蔵の動きも鈍り、精神面にもダメージを受ける。
  • このような症状を総称して「廃用症候群」と呼ぶのである。
  • 地震などで長期避難しているお年寄りで注意しなければいけないのが、「廃用症候群」である。日頃の生活が不活発のため心身の機能のほとんどが低下してしまうことで、生活不活発病といわれることもある。

5. 廃用症候群の特徴は次のような症状を誘発する
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  • ① 起立性低血圧がおきやすく 心臓予備能力が減退。
  • ② 誤嚥を起こしやすくなる。
  • ③ 食欲減退。
  • ④ 感覚障害、不安やうつ状態、知的能力の便対。
  • ⑤ 肺換気量が低下し 沈下性肺炎を起こすこともある。
  • ⑥ 筋肉が萎縮したり 関節が変形して固まってしまいやすくなり筋 

   力や筋持久力が低下する。

  • ⑦ 便秘や腸にガスがたまった状態(鼓腸)を起こしやすい。
  • ⑧ 排尿困難や尿路感染を起こしやすくなる。
  • ⑨ 足の関節が拘縮(関節が変形し固まってしまう)して尖足になる。
  • ⑩ 骨粗そしょう症を起こしやすくなる。
  • ⑪ 皮膚萎縮が起きたり 褥瘡(床ずれ)をおこしやすくなる。
  • ⑫ 筋萎縮
  • ⑬ 関節拘縮
  • ⑭ 褥瘡(床ずれ)
  • ⑮ 廃用性骨委縮(骨粗鬆症)06.jpg
  • ⑯ 起立性低血圧
  • ⑰ 精神的合併症
  • ⑱ 括約筋障害(便秘・用便失禁)など
    • が挙げられる。

6. 寝たきりの状態は認知症の原因になる

  • 寝たきりの状態になると、ベッド上での退屈な生活を余儀なくされ、少しづつ、改善の意識が薄れていく。
  • 脳の廃用症候群を伴い、認知症の原因になると言われている。
  • これを防ぐために、家族等による十分な心と身体のケアが必要になる。

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